自分を追い込む仕事環境にこだわり
細井勝事務所は、あえて法人化とせず、個人事務所にフリーランスのライターが集結する組織形態をとり続けています。それは、会社員ライターでは、一つひとつの文章に自らの生活を託した真摯さが宿らないからにほかなりません。私たちは、本であれ、情報誌であれ、引き受けた仕事のすべてにスタッフが責任を負い、強い思い入れを抱く仕事環境を自らの意思で選んでいるのです。「いいものを書かなければ…」「読んでもらわなければ…」と自分を追い込むプロのライター集団でありたい。それが仕事のモチベーションを支える理念なのです。
月刊経営誌『理念と経営』の金沢分室も担い
スタッフが特約記者として各地を取材
2001年に開設した細井事務所は、プロのライターだけが所属する個性的な制作事務所です。あくまで文書力と、そこにいたる取材力を磨くことに精進するスタッフが、信頼を寄せるデザイナー、カメラマンたちと「腕一本で生きる絆」で結ばれ、雑誌や各種情報誌の制作に携わっています。
現在は主に北陸の企業、大学、自治体からご依頼のある経営情報誌、研究情報誌、社史や自治体史の制作に力を入れています。
代表の細井勝がノンフィクション作家としてルポルタージュ作品をPHP研究所などから出版していることなどを契機に、東京などからの仕事も少なくありません。2011年からは、コスモ教育出版(東京)が全国に向けて発行している月刊経営誌『理念と経営』の編集部・金沢分室を委嘱され、事務所スタッフが同誌の特約記者として、全国各地へ取材に出向いています。